このたび「おうちごはんcafé そらまめ」は、2025年5月26日(月)、
大阪・関西万博の会場内にて出店することとなりました。
兵庫県が展開する「ひょうごフィールドパビリオン」の一員として、soramameブランドでの出展です。
会場は、西ゲート奥「ギャラリーウェスト」。未来館の近くに位置するエリアです。
soramameの全ラインナップが揃います
今回の出店では、soramameで販売しているすべてのジャムとシロップを一堂に取り揃えます。
これは私たちにとっても初めての試みです。特別な機会となっています。
やはりおすすめは、摘粒された実を丁寧に活かしてつくられた 「青ぶどうバター」。
素材の魅力と手しごとの温かみを感じられる、soramameを象徴する一本です。

出展予定の商品は以下の6種類:
- 青ぶどうバター
- 赤ぶどうジャム
- 甘夏マーマレード
- 干しいちごジャム
- トマトとレモンのジャム
- トマトシロップ(瓶)
この全ラインナップがイベント出展で一度に揃うのは、今回の万博出展が初めてです。

小学校5年生の遠足と、再び立つ「万博」という舞台
私、岡本にとって「万博」は、特別な原風景です。
1970年(昭和45年)、小学校5年生の遠足で大阪万博を訪れました。
神戸で育ち、外国の方が身近にいる環境ではありましたが、あの日見た景色は別世界でした。
どこを見ても人、人、人。あれほどの人の波を見たのは人生で初めてでした。
大きな建物が立ち並び、未来のような空気に圧倒された記憶。
バスの窓から見たあの光景が、今でも心に残っています。
なかでも強く覚えているのは、アメリカ館で見た「月の石」です。
その万博の舞台に、50年後、今度はsoramameとして、出展者の立場で関わることとなりました。
時を越えて巡ってきたこの機会に、深い感慨があります。
ひょうごフィールドパビリオンとしての歩みと感謝
2024年からは、ひょうごフィールドパビリオンの事業として、
他の事業者の皆さんと一緒に、地域や社会とつながる活動に取り組んできました。

その一環として、ゆめかさんと共に出演したコマーシャル映像にも挑戦。
そらまめとしての一歩を、少しずつ外へ広げることができた一年でした。
そして今回、兵庫の地域性や私たちの取り組みを背負って、万博という場に立てることをとても誇りに思います。
ここに至るまで支えてくださった関係者の皆さまに、心から感謝しています。

SDGsと、soramameが伝えたいこと
そらまめではこれまで、規格外の果実や、行き場を失った素材を活かす形で、
青ぶどうバターやトマトシロップといった「小さな手仕事の商品」を生み出してきました。
それは単なる製造ではなく、地域の課題や季節のめぐり、そして暮らしの中にあるやさしさと丁寧さを見つめる時間でもあります。
一見目立たないその営みが、SDGsという言葉の枠を越えて、
人と人、土地と食べもの、暮らしと未来をつなぐものになってほしい。
そう思って続けてきた日々の手しごとを、
今回、万博という世界に開かれた舞台で紹介できることは、
私たちにとって大きな意味を持っています。
この出展が、どこかで似た思いを持つ誰かの背中を押せたなら――
そんな願いを込めて、ブースに立ちます。

5月26日(月)、ギャラリーウェストでお会いしましょう
「万博に行ってみようかな」「soramameってどんな商品だろう?」
そんな気持ちが少しでも芽生えた方は、ぜひ5月26日(月)、ギャラリーウェストへお越しください。
遠足で万博を見上げたあの日の私と、今のそらまめが、未来の一点で重なるように。
みなさまとお会いできることを、心から楽しみにしています。

イベント概要
- 日時:2025年5月26日(月)
- 場所:大阪・関西万博「ギャラリーウェスト(西ゲート奥、未来館付近)」
- 出展者:おうちごはんcafé そらまめ
- 主催:ひょうごフィールドパビリオン